アイルート

語学は技術

歴史から学ぶことに及ぶことなし

ということで今回の言葉は、

『語学は技術』

です。

私の大好きな司馬遼太郎作品の【花神】です。

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田村蔵六=大村益次郎の話です。

簡単に言ってしまえば、維新側の軍師です。今風に言えば、作戦本部長でしょうか。

この話もいわゆる華々しい英雄談義ではなく、

実際に維新の成功に関わって実行した人間を知ることができる作品です。

個人的にはそういう方が好きです。

 

さてこの言葉は、最近始めた英会話でちょっと悩んでいてハッと気付かされました。

本質理解を間違えてたなと。

英語を話せることを目的にして求心力が下がってました。
そう!その先にある得たいもののために語学を学ぶ。
話せるようになるのは手段であって目的じゃない!

改めてこのことに気付かされました。

持ってる技術は、何かを叶えるためにある。

目的と手段は履き違えちゃいけないですね。

 

ちなみに、僕が英語を学び始めたのは、事務所を構える新宿の外国人比率がスゴイからです。

3割は間違いなくいるのです。

ラクビーワールドカップや東京オリンピックがありますし、

世界を知るため、外国人ビジネスを考えるためにも英語を学ぼうとしました。

あくまでもここが目的。頑張るぞ!

見義不為、無勇也

スライド1

 

この言葉をご存知でしょうか?

論語の中にあり孔子の言葉です。

 

義を見て為さざるは、勇無きなり

 

この言葉に出会って、ビビッと感銘を受けました。

人として生きるならこうありたいと。

生きていて色々なことがあります。

特にビジネスでは、お金、メリット、会社の成長などあります。

ただこのことを忘れて、進む道に意味があるのかと思わせてくれた言葉です。

【義】は人により色々な意味付けがあるかもしれないですが、

この言葉を度外視した成長は、今だけで未来永劫ではないはずです。

また【義】があるのを分かっていて、言わない、隠す、知らんぷり。

これでは正道を歩かず、脇道を歩くことになります。

偉い、凄い、先輩、取引先、そして、しょぼい、イマイチ、後輩など、

どんな立場の人でも【義】に沿って【勇】を持って行動する。

まさに私が体現したいと思い続けていたことであり。

現実そこまででき切れない課題でもあります。

改めて、この言葉の意味を噛みしめる機会にしたいと思います。

介護、お風呂、衛生、節水、足湯、炭酸泉、水素泉・・・・

などのビジネスワードの前に、人として噛みしめて歩いて行きたいライフワードです。

皆さんは、いかがでしょうか?

やはり歴史から学ぶことは、原理原則や人間形成に役立ちますね。

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