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介護老人福祉施設「足立万葉苑」さんにお邪魔しました

先日、東京都足立区の介護老人福祉施設「足立万葉苑」さんにお邪魔してきました。

特別養護老人ホームの他に、短期入所生活介護(ショートステイ)、通所介護(デイサービス)、  都市型軽費老人ホーム(ケアハウス)も併設されています。

 

まず伺ってはじめに驚いたのは、お部屋や廊下の床が畳敷きだったこと。

大変清潔感があり、アットホームな雰囲気でした。

畳には転倒時のリスクの低減という大事な役割も備わっています。

 

お風呂にもこだわりを感じられました。

特別養護老人ホームには温泉気分を楽しめる「檜浴槽」を、

都市型軽費老人ホームとデイサービスでは「信楽焼浴槽」を設置されて、

介助のしやすさなどにも重点を置いておられるとのことでした。

できるかぎり個浴も実現されています。

 

施設長ともお話しさせていただき、介護のみならず経営そのものに対する考え方にも大変共感しました。

3年前にオープンされた新しい施設ですので、これからがとても楽しみです。

とても勉強になりました。

生活リハビリ入浴セミナーまとめ

今日は生活リハビリ式入浴のセミナーに来ています。

介護施設のお風呂の考え方を正しく変えていこうとずっと取り組んでいる、

リハビリデザイン研究所の山田穣さんのセミナーです。

個浴=個別入浴介助=生活リハビリ入浴の実践的な内容です。

 

入浴介助の考え方を学び、さらに介護施設のお風呂の衛生面強化に繋げられればと学びです。

昔の介護施設の一般浴(大きいお風呂)の古き良き?悪き?のあるあるも面白かったですが、

やっぱり昔のお風呂は個人の尊厳が少ないケースが多いですね。

高齢者のプライバシーは格段に上がって来てることを実感します。

 

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きちんとやれば9割以上の方でも機械を頼らない入浴方法があることを知りました。

ちょっと参考までに記入しておきます。

入浴介助は、浮力で上げると腰を痛めることがない。

その浮力を使うためには深さ(600mm 程度)が必要で、できるだけ深く肩まであった方が良いとのこと。

利用者の方が『ん』の字の姿勢で入れるお風呂が、利用者と介助者共に良いそうです。

出るときも、膝よりも頭を前にして前方に倒れてもらうとお尻が浮いてくるという

生理的動作に合わせて介助するのが無理のないやり方とのことです。

※手すりは縦よりも、へその高さに前手すりをつけると自然と立つことができる。

これはトイレ、移乗動作などでも同じことが言えます。

 

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実際に介護経験ある皆さんが「おー」とびっくりしたくらいのノウハウでした。

是非ご参考に!

介護施設も節水のこと考える時期になってきました!

最近はすっかり梅雨らしくなっていますが、

その空模様とは裏腹に関東の水不足は以下の模様です。

 

利根川水系上流にある8つのダムの貯水率が例年の半分にまで減少し、国土交通省や関東の神奈川県を除く1都5県でつくる利根川水系渇水対策連絡協議会は、川からの取水量を制限する「取水制限」の実施が決定。6月16日から10%を制限しています。6月の取水制限は、利根川水系の水源が8ダム体制になった1992年以降、初のケースで、国土交通省関東地方整備局は「予断を許さない状況」と警鐘を鳴らしている状況です。
渇水の一因は、冬場の積雪が少なかったことと、春先に雪どけ水を作ってくれるはずの雨も少なかったことで。ここ数日は雨が降る日もあるが、国交省によると、1日程度雨が降ったくらいではダム周辺にある森林の土壌が吸収してしまうなど、改善効果は薄いとわれています。
このままダムの貯水量が減り続けた場合、同連絡協議会では、8ダムの貯水量が1億5000万トンを下回った日の翌日午前9時から、取水制限の数字を20%に引き上げる方針を固めている。現時点で、同連絡協議会ではそれ以上の取水制限については話し合っていないものの、貯水量がなおも減り続けた場合は、さらに引き上げる可能性もありえる状況下である。
《取材・文:具志堅浩二/右記WEBより抜粋 http://blogos.com/article/181153/

 

介護施設のお水の利用量は、前回ブログでお話したように大量です。
特に介護施設のお風呂は

 

【節水】×【衛生】

 

この図式をしっかりと考えながら節水していかないといけません。

節水しないといけないからといって、
入浴を楽しみにしている利用者さんに無理やデメリットになることをしてはならない。
節水するなら、お風呂の水を連続使用に耐えられる衛生仕様に変えなくてはならない。

どうする?ここは誰もが頭を悩ませるところです。

 

そこでシルバーチャージは、介護施設の節水アイテムとして非常に有効になります。
設備投資なく、粉状になっているものを、一般浴槽であれば5g(小さじ1杯)入れるだけで、
たったそれだけで湯水の衛生は担保されます。
レジオネラ菌・大腸菌・白癬菌・その他一般雑菌に効果的です。

殺菌力も高く、持続性が優れていて、何よりも高齢者にとって安心安全です。

(塩素系殺菌剤のような刺激臭や身体がヒリヒリするなどはありません。)

無駄な掛け流しによる水の乱用や湯水の交換の回数削減によって節水が可能です。

勿論節水すれば、水道代・ガス代の削減になります。

 

まさに【節水】×【衛生】×【コスト削減】が実現できる商品です。
ちょうどこれから夏本番を迎え、節水協力が叫ばれるでしょう。
その時には是非ともご活用ください。

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新標語【水不足による介護施設のお風呂の節水対策には、シルバーチャージ】

関東での水不足がニュースになり始めています。

ウェザーニュースの水不足の記事

企業・個人含めての節水の意識が大事になってきます。

 

さて介護施設ですが、非情に水を使うビジネスです。

料理、お風呂、洗濯、トイレ・・・・・・

多くの人が生活しているんですから当たり前ですが、その中でもお風呂は特に使います。

循環浴があれば幸いですが、

個浴であれば毎度交換、1トン程度の循環のない浴槽であれば掛け流しをし続けるなど、その量は半端ないです。

そんな中、お風呂の銀イオン殺菌剤である【シルバーチャージ】がどうも役に立ちそうです。

 

先週、ある介護施設から

「節水したいから、相談に乗ってよ。シルバーチャージ聞かせて!」

と連絡いただきました。

つまりこういうことです。

関東の水不足問題を早めに考えたいと

◉お風呂の湯水がキレイな状況であれば、すぐに捨てずに使いたい。

◉循環してない2トン弱のお風呂のずっとしている掛け流しを減らしたい。

でも、

★衛生面は絶対にしっかりしたい

だから、シルバーチャージをきちんと導入したいので、意見聞かせてと。

そんなお話でした。

 

なるほど!!と気付かされました。

節水が必要な状況下では、無駄なお水をなくすことが重要ですが、

それ以上に衛生対策が何よりも大事であり、そこをクリアできないと節水はできないということなんです。

それはそうです。利用者の方々が一番大事ですから。

塩素系殺菌剤では刺激が強く、匂いが発生してしまい、

個浴や大きくないお風呂がプールのようになるのは正直つらいです。

シルバーチャージなら銀イオン殺菌を取り入れているので、安全で、無臭で、持続的な殺菌が可能なので、

スタッフの手間が取られず、いつもと変わらないお風呂が提供できるので、確かに最適です。

 

使用写真①    使用写真②

ということで、

『水不足による介護施設のお風呂の節水対策には、シルバーチャージ』

という標語を作って頑張っていきたいと思います。

NPO入浴施設衛生管理推進協議会の総会でお風呂の学びを!

今日はお風呂衛生の勉強と未来投資を目的に、NPO入浴施設衛生管理推進協議会の総会に勉強しに来ました!

レジオネラ菌提出件数は年々増加。年間1500人を超えている状況とのこと。
前年の30%アップしています。検査キッドの普及が原因とも言われているそうですが、やはり注意が必要ですね。

 

▼レジオネラ発症事例
・開設間もない盛岡市の銭湯の発症例
・小田原の温泉施設

 

▼ATP検査に関して
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2252-related-articles/related-articles-400/3605-dj4008.htm

 

▼家庭内におけるレジオネ検出
家庭での調査では、お風呂だけでなく、トイレタンク、金魚の水槽や洗濯機、蛇口などお風呂以外の検出例も多いとのことです。各水周りの日常ケアも必要になってきますね。

 

▼ジャグジー
公衆浴場やプールとも違うので、明確な法律がなく衛生管理は要注意。

 

▼介護施設発生事例
介護施設も入浴サービスがありますので、気をつける必要があります。

 

【事例】
2週間前に配管洗浄したのにレジオネラ菌が発生!何故?

過酸化水素による洗浄のみで、次亜塩素系の殺菌剤などの消毒の工程が入っていなかったため、配管内に生きた菌(生物)が浮遊していた。

 

【原因】
・塩素注入の場所
濾過器の後に塩素注入していた。基本は濾過器の前。
・電磁弁の故障。
・ろ過器の排水バブルが封鎖されて、汚水が出ていなかった。
・フロアー管に滞留水が発生
・給湯水の汚れ


過炭酸ナトリウムによる配管洗浄から次亜塩素酸での消毒を再度きっちりやり直す。

 

▼シャワー水・シャワーヘッドの危険性

シャワーヘッドが原因でのレジオネラ発生の危険性あるので、ずっと使われている場合は気をつける必要ありますね。

 

★必読!!!シャワーの衛生管理方法
・毎日使い終わりに30秒水を流す!これだけで効果あります!
・月1回のシャワーヘッドを消毒。
・ヘッドを外し、中をブラッシングし、塩素剤の液に1時間以上浸す
・3年程度でシャワーヘッド、ホースを交換する
・年に1回のシャワー水の水質検査をする

 

最後に、介護福祉施設の現状も保健局のゲスト講師の方に少し質問しました。
個浴でも水を取り替えてないケースは消毒殺菌をすべきであるとの見解がもらえたので、
そこは今後の当社のシルバーチャージ中心とした介護のお風呂衛生促進に関して間違いないなと。

しかし、公衆浴場に比べて、入浴サービスをお客様提供している介護業界のお風呂の衛生管理意識は、
やはり足りていない気がしました。

 

介護施設のお風呂と言っても、
①個浴
②大浴場(循環なし)
③大浴場(循環あり)
⑤機械浴・特殊浴槽
と種類も多ければそれぞれに対応対策があります。
公衆浴場法で言えば③の部分の指導は現在存在する訳ですが、それだけで足りるとは思いません。
今後の課題として、お風呂衛生の技術者・指導者の育成も挙げられてました。
介護ケアの一環として入浴サービスが存在する以上、
そのお風呂の存在をもっと大きく考えてもらえたらいいなと改めて感じました。

新たな展開を模索していきますので、ご期待ください。
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